マジでアチー映画【ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション】についての分析、掘り下げ
ネタバレをしたところであまり意味はないと思うので、この記事ではアネモネのいかちーと思った部分についてだけ書きます。
クライマックスでやくしまるえつこが歌うBallet mecaniqueですが、こちら読み方はバレエ・メカニックとなります。
ここで俺のようなアネモネ厨ならすぐに気づきますが、バレエ・メカニックとはテレビ版エウレカセブンでアネモネの長い独白シーンがある回の名前でもあります。
エウレカセブンのサブタイはすべて曲のタイトルとなっております。
こちらを今回劇中で我らがよくしまるけつこさんがカバーします。
そしてこちら坂本龍一のBallet mecaniqueですが、これにもまた元ネタがあります。
1924年にフェルナン・レジェによって製作された映画、Ballet mecaniqueです。
んにゃぴ・・・
フェルナン・レジェさんはキュビスムの画家でもあります。
こんなん俺でも描けるわ。
キュビスムとは一枚の絵の中で対象の記号を多角的に存在させる技法を言います。
漫画やアニメでキャラを横から見た時に目や口がはっきり見えることがあります。これがキュビスムです。本来は人を横から見ても目や口ははっきり見えません。
そしてこれこそがエウレカセブンなのです。
エウレカセブンとはエウレカセブンという数々の世界線を多角的に観測した作品なのです。ポケットも別世界線だし、ハイエヴォ1も別世界線です。
今回のANEMONEという作品はこのような入り組んだエウレカセブンの世界をアネモネが客観的に観測するという作品なのです。
エヴァは二つの世界線の統合ですが、エウレカはそれが無限に存在します。
つまりエウレカセブンは神なのです。
ニルヴァーシュXの目のデザインからもキュビスムのような印象を受けます。
もう待ちきれないよ!早く出してくれ!(ハイエヴォ3)