ぴっつじとした日々

4つになって君と生きるブログ

未来のミライについて、お話しします。【考察】

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いや~ヤバいねヤバいねこれねぇ~(関暁夫)

 

パンドラの箱が開いてしまいました。

まずここ最近のアニメ映画の流れといえば、リトルウィッチアカデミアこの世界の片隅になど、キックスターターいわゆるクラウドファンディング形式がアニメ映画の新しいかたちとして台頭するようになっており、アニメ映画界のバトルロワイアル期を迎えていると言われているよね?

会社の規模などに関係なく、PVや監督のネームバリューなどで資金を集め、それで映画が作れる時代になっている。

質のいい映画だけが生き残っていく時代になっているってことだね。

アニメ映画界が ""万力のイチ"" 状態にあるわけだね。

 

質アニメ命 投稿者:一郎 (1月23日(火)13時43分41秒) 


全く最近のアニメ映画見えると情けなくって涙が出てくる。 
ガチガチのガタイしたいいオタクが「神アニメ」とか言って軟弱なハーレムアニメを誉めそやしてやがる。 
アホかおめえら! 
そんなユルユルの死体みてぇな女キャラにチ〇ポ入れて何が気持ち良いんだ? 
オタクならもっとビシッ!と目を肥しやがれってんだ! 
俺はその為に毎日1000回のGレコの周回を欠かさない。 
「オスッ!オスッ!」と気合を入れながら見返す度に菊門にギュッ、と力を込める。 
こうして鍛え抜かれた俺の慧眼は「トロガン」なんて軟弱なシロモンとは対極を成す、まさに「ガチガン」だ。 
そのあまりの慧眼に秋葉原じゃあ“万力のイチ”って呼ばれてる。

 

俺もそんな詳しくはないんだけどね。

www.youtube.com

 なんの意味もない予告。

 

つまりそんな感じでアニメ映画界が出し惜しみしてる場合じゃなくなっているわけだね。

花田十輝岡田麿里中島かずきも頑張ってんだよ!(MTOKSUZU)

ホント最近は名作ぞろいだね。

 

君たちは、ニンジャバットマンを見なくていいのか?(手遅れ)

 

じゃあ本題イグゾオオオオオオオオオオ!!!!!!

 

まず友達からの情報だけど、未来のミライは「ガキが成長してないだろ!いい加減にしろ!」とかdisられてるみたいだよね。

なんにもわかってねえんだよ!!!!!!!

 

ウエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!(悟空)

 

むねかけや真夏の夜の戦争はどうでもいいけど、細田守はおおかみこどもやバケモノの子で、いかにして成長の中で他人とうまく折り合いをつけていくのかというニュータイプの成長を描いてきたよね?

ニュータイプとは、他人の考え方や価値観を、まるで自分のもののように感じ、感応できる人のことを言います。

「彼女20歳だもんな」「自由に生きてみたいよな」「遺産で狂って当然だよな」

これがニュータイプです。(泣)

 

しかし今回、未来のミライはオールドタイプの物語であります。

オールドタイプとは、自分の考え方、エゴのみで世界を知覚し、まったく他人の立場に立たず、共感しようとしない馬鹿野郎のことを言います。

みんなの周りにもいるよね?

「大金入った途端これか!」「やっぱ女は馬鹿だな!」「もう風俗行ってやる!」

これがオールドタイプです。(泣)

 

そしてこれが今回の主人公、くん〇ちゃんですね。

「やなの~!」「すきじゃないの~!」

 

うるせええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!

 

つまり馬鹿野郎が如何に成長するかという話です。

 

作中でくん〇ちゃんはいかちーアバンギャルド村上春樹異世界で他人がどう考えているかとかそういう情報を見ていくわけだな。

 

しかしクソガキなので技能面では成長を見せたものの精神面では大した成長を見せず、物語は終わります。

 

「じゃあ成長してねえやろボケ!」

おちつけ。

ここで劇中で一瞬未来のくん〇ちゃんが登場するわけだな。

この未来のくん〇ちゃんは高校生のくせに他人の考えてることや集団における最大公約数的な幸福についてよく理解した言動をしやがります。

これ、成長したよってことやろがい!ボケ!

 

そんな感じです。

つまりオールドタイプが経験と考え方をリンクさせてニュータイプに近づいていくには相当の時間がかかるということです。

村上春樹は言います。「判断の留保こそが愛である」と。

つまりその時は馬鹿野郎でも成長を踏まえれば馬鹿野郎ではないということです。

 

これは細田守の怒りと呆れと愛を感じる素晴らしい作品でしたね。

アニメ業界にいる人間ならではだと思います。

くん〇ちゃんはそのままのクソガキだけではなく、いつまでたってもスタッフたちがアニメで表現しようとしていることを理解しようとしてくれない同人誌脳のオタクたちの役割も果たしているわけです。

つまりアバンギャルドな空間がアニメのメタファーであり、それを経験したところで、噛み砕いて成長するに行きつくには大抵もっと膨大な時間がかかるぞ。という感じですね。

 

おジャ魔女幼少期過ぎて憶えてないっすね〜不快っすよ不快〜(表の顔

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オ、オ、オ、おんぷちゃんの、おほ、おっ〇いに出すよ!出る!出る!濃いの出る!出る出る出る出る!!!おおお・・・おっおっおっ・・・おーーーっ・・・・・・・・・・(裏の顔

 

こんな感じです。

こんな感じじゃねえわ。

 

次回はペンギン・ハイウェイだな。

 

 ↓シノギ おおかみこどもとバケモノ観れるらしいゾ